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何だかこの間といい今回といい、姉弟特集もどきな事をやっているような気がするが、全くの偶然である。
その日に思ったことを垂れ流ししているだけなので気にしないで頂きたい。

そして今回はかなり長い。日記まるごとスルーか、飛ばし読みでもして頂きたい。全部読んで頂けたら嬉しいがそんなわけにもいかないと思うので。



弟の話。本題は最後少しだけなのだが、その前に弟について長々と説明しなければならない。



私には5つ離れた弟がいる。


現在高1の彼は身長が170㎝後半、相当の地黒であり、細く、でもしっかりした体つきをしている。筋肉色黒男の父ゆずりだ。

この辺は姉2人受け継ぐのを遠慮して良かったと思う。私達はそこら辺頑なにチョコレート色になる遺伝子を拒否したのであろう。
胎児前なのにあっぱれな娘達である。母よ、ありがとう。

ただ、弟のその大きな丸い目と長いまつげは譲って欲しかった。






まぁそれは置いといて、彼は図体の割りに顔も何だか幼く頼りなく、姉にも逆らわず(というかむしろ姉に怯えている)、男友達とギャーギャーとマリオカートなんてやったりして遊んでおり、女の子にも興味が無い。(だが次女景子はお正月に何枚か女の子から彼に年賀状が来ていたのを見逃さなかったが。)


一見まだまだ子供(むしろお子ちゃま)だと思われがちな彼だが、実はものすごい男だということに気付いたのである。





この歳で「真面目でいい子だ」と思われる子は大抵ハラの底にガキくさい一面を持ってたりするものだ。


実は姉二人は、気も弱く誰にも逆らわないでひょうひょうと生きている弟を心配したものだった。反抗期になったらとんでもない事になるのではないか、とか、いじめられっ子になるのではないか、と。





だが彼は違かった。彼は何よりも一番物事をわきまえていた。
実は彼は何もかも分かっていてそ知らぬふりでボケーと過ごしていたのだ。






例えば、親が少々機嫌が悪い時など不条理なものすごい言葉で怒鳴られることがあるのだが(母親はとある理由があって感情の起伏が激しい)、姉二人が完全に頭に血が上っている傍で弟がぼそっと「どうせ感情的になってて心にもない事なんだし、これはもう仕方ないからほっといたら?」と言った瞬間だったり、


「俺がこの家を継がなきゃいけないんだから」と言った瞬間だったり(実際彼は中学の時に成績はどん底だったが、必死に勉強して今や私と同じ高校でトップ10に入るくらいまでになった。)、


昔荒れてた姉が問題を起こした時など、超怒り+落胆モードだった母に「姉ちゃんの気持ち考えた事あるのか」とたしなめた事だったり、


私が精神的におかしくなって大爆発してとんでもないことをやらかした時など、彼は私の精神状態など何も知らなかったのにも関わらず、「お姉ちゃんは一人であんな遠くまで行ってるんだから、そういう事があっても人間なんだから当然のことだ、俺だったら絶対できないと思う。お姉ちゃんは何も変わってないよ」と母を静めたことだったり・・・その後も私に対して弟はそ知らぬふりしていつも通りだった。
ちなみにこの発言はかなり後で知ったことだ。






彼は反抗期うんぬんの前にもう両親を「同じ人間だ」と完璧に認識していたのである。反抗期など長いこと前に終わってしまったような、そんな雰囲気さえ感じられる。

そして、ものすごく地に足のついた男なのだ。長い付き合い、それこそ家族レベルで付き合っていかないと決して分からないくらい、表面上の子供らしくのほほんとした天真爛漫な彼のマスクに隠れてしまう。



人情に厚く、だが一方で感情に流されない。友達がお金を貸してくれと頼んできた時など、お金が無いと理由を付けて貸さない。「問題の種になるから」だそうだ。

ある一人の友達を除いては家に決して入れず、外で遊ぶようにしているらしい。「帰らなければいけない時間に帰れないから」らしい。

担任の先生が薦める勉強のやり方に疑問を持った弟が自分流のやり方でやったところ、彼女に目をつけられたらしくいろいろ陰険なことをされているらしいが、弟は適当に聞き流しており自己流を続けているので、その態度もますます怒りを買っていた。

「全くいい歳してしょーがないよな~アハハハ」と笑っていた。

彼以外の私達家族全員(特に両親)が怒り狂っていた。
闘牛のごとく学校に怒鳴り込み、教頭に平謝りさせたらしい。
全く関係ない教頭でなく本人をなぜ出さない!と怒っていた。そして最終的には本人を引きずりだしたという。

子を持つと親はここまでアツくなれるのだと思った瞬間。
私達姉妹も担任のやりようには呆れていたが。
(私の大好きだった先生がよくやったと言ってくれた事に多少疑問を抱きつつ(笑)嬉しかった事も事実)


担任は前ほどではないが、弟に対し未だにちょっといい感情を持っていないようだ。
彼は私の母校(私の時まで女子高)に通っているが、彼の担任は残念ながら前の年に入ってきたばかりらしいので私の知らない人だ。手の打ちようもない。残念だ。

私の時はとても尊敬できる先生ばかりだったのに、とても残念で仕方がない。





まぁそんなところで人付き合いもうまくやっているようだ。



とにかく末恐ろしい若者である。
なんというか、悟りきった坊さんのようだ。


なんでこんな話をしたかと言うと、実は今日思ったことがあるからだ。






姉の上に流産したきょうだいがいる。


弟が生まれる少し前、姉が突然「風呂場に兄がいる」と言ったらしい。その時は姉も幼稚園か小学生低学年で小さかったし、何より流産した子供の事など知るはずが無い。


驚いた事に、その場にいた私も「あーそういえばいるよねー、私もトイレで見たことがある」と思い出したように言っていたらしい。記憶に無いが。

不思議な事に、いて当然であるかのように怖がることもなかったそうである。


ちなみに今回の母との電話で初めて聞いたことだ。





まぁそんな事があったので、当然のごとく家族皆、流産した私達のきょうだいは姉ではなく兄だと思っている。

なるほど、私は彼を見たから兄だと今まで信じてきたのか。知らなかった。



そう、そしてその幼い2人の姉妹の衝撃発言の後に母は水子神社にお参りに行ったらしい。

兄は結局お参りに行く前1週間程家に一緒にいたらしい。しばしば私達姉妹に顔を見せてくれていた。

そしてその後間も無く兄も消えてしまい、その代わりに母は妊娠した。













弟だ。












生まれ代わりというものを本気で信じた。




彼は見た目こそ弟そのものだし、ちょっとつつくとすぐ泣きそうになるが(それがたまらなく面白い私はSである)、穏やかで物事を悟り広い心を持っているという性分や、私達姉2人を常に心配しているというあたり兄という存在にもっともふさわしいと思っている。


私にとって彼は(もちろん姉も)本当に尊敬すべき存在である。
ふがいない姉で、そして手のかかる妹で、彼らには本当に申し訳ないと思っている。私もいいオンナにならねば。いや、やっぱり元々の素材が素材なだけに無理な気がしてきた・・・。




私達家族に霊感などというものは皆無に近い。だが、この身で間接的にこの世にいない家族を感じてきた。

そんな事もあり、私は今は何もそういった類のものは見えないが、生まれ代わりだとか霊という存在を割と信じる方だと思う。




・・・・・・でもオカルト話は一切信じない。怖いから。




雨男だった祖父、彼の誕生日や命日、お盆になると必ず決まった雨が降る。いつも同じ空で同じような静かな雨が降る。。
そんな日は皆で「あぁ、おじいちゃんが来たね」って言って笑っている。

その空と雨はまた祖父が亡くなった瞬間そのものであり、いつも変わらない。
祖父が亡くなった日に病院から外に出た瞬間、雨の中、「じいちゃんが行っちゃったー・・・」と泣き崩れた祖母の様子、声、空気の匂いを未だに思い出す。




兄や弟の事といい祖父の事といい、何だか不思議な事ばかりだが、これもまた良しとしようと思う。


兄はどこに行ったんだろうか。やはり彼は私の弟になったのだろうか。まぁどっちにしろこれからも実家で一人で頑張る彼の将来が楽しみで仕方ない。



そして早く嫁を連れてきて欲しい。作戦があるのだ。
最初はいじわるな姉を演じ、ちょっとずつステキな姉に変身する。それで仲良くなるのだ。最初の印象が悪い方が後から印象は格段に良くなるぞ大作戦である。

実は妹が欲しい。期待しているぞ弟よ。



また話が逸れてしまった。今日もまた母との話でいろいろ考えた結果、予定外の日記を書くハメになってしまった。


いつも長くてすみません。。





実は今日から何回かに分けて「青春時代に私を変えた一人の男」という題で日記を書こうと思っていたが、これは明日にとっておこうと思う。
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2006.04.16 


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